株式会社アーク(岩手県一関市藤沢町黄海 代表取締役 橋本晋栄)は、運営するArk館ヶ森が、「一般社団法人日本商環境デザイン協会(JCD) と一般社団法人日本空間デザイン協会(DSA)」で主催する「日本空間デザイン賞2024」の「食空間」カテゴリーにおいて入選しましたのでお知らせします。
Ark館ヶ森は、築30余年のファームマーケットとレストランの改修及びエントランスゲートや生産品の加工・配送センターの新築などの大規模リニューアルを2022年と2023年に行いました。そのリニューアル設計を担当した「栗生明+北川・上田総合計画株式会社」が「日本空間デザイン賞2024」に応募していたところ、国内外の900を超える応募作品の中から「食空間」カテゴリーにおいて選ばれ入選に至りました。 企業理念「⾷はいのち」や「⽣産者と消費者の交流の場」という創業者の構想を、Ark館ヶ森施設のリニューアルプロジェクトで、⽣産プロセスを徹底的に可視化する空間によって表現した点などが評価されたものです。以下の写真は応募に使用した写真の一部です。
<一般社団法人日本商環境デザイン協会(JCD) と一般社団法人日本空間デザイン協会(DSA)について>
日本商環境デザイン協会(JCD)は、商環境デザインの専門的職能を確立し、都市社会のコミュニケーションのあり様と商業活動に関わる環境の質的向上を目的として、1961年に創立。1963年に社団法人として設立されました。JCDは、インテリアデザイナー、建築家、空間プロデューサー、プランナー、照明デザイナー、グラフィックデザイナーなど、幅広い空間デザイン領域のクリエイターによって構成されています。 デザイン賞、シンポジウム、教育活動、研究活動、セミナー、機関誌の刊行、出版などの活動により、日本国内のみならず、海外のデザイン界にも大きな影響を与えています。近年の社会状況の変化に向けて、それらの活動はさらに多岐にわたり、デザインの新たな価値の創出に貢献しています。
・一般社団法人日本商環境デザイン協会(JCD)公式ホームページ
日本空間デザイン協会(DSA)は、社団法人としての公的な立場に立ち、デザイン技術の向上、デザインアワードの運営、シンポジウム、国際交流、研究、出版などの普及啓発活 動を通し、経済、産業、社会、文化に広く貢献できる公益活動に取り組んでいます。空間デザインとは、その場で伝えなくてはならないメッセージを、あらゆる手法を用い空間に込め、言葉を発し、「わくわく」や「どきどき」を人々に与えることのできる極めてメディア性の高い感動のデザインとすることです。 原点としてのショーウインドウ&ディスプレイ、そしてエキシビション、ショールーム、プロモーション、文化空間、商業空間、エンターテインメント空間。さらには、建築、都市、ランドスケープなど、コミュニケーションによって人々の心を「いきいき」とさせる空間を創造するクリエイター集団として活動致しています。
<日本空間デザイン賞2024について>
日本空間デザイン賞は、一般社団法人日本商環境デザイン協会と一般社団法人 日本空間デザイン協会が主催する、空間デザインの価値を未来へ繋ぐために設立された日本最大級のデザインアワードです。卓越したデザインや優秀なデザイナーを発掘し、それを世界へ発信していくことで、空間デザインの新しい可能性を拡げる事を目的としています。
<栗生明+北川・上田総合計画株式会社について>
栗生明+北川・上田総合計画株式会社は1979年に建築家・栗生明が創設した建築設計事務所です。全国で美術館・博物館をはじめとする公共施設や、大学施設、ホテル、公園計画など、多様なプロジェクトの設計業務に携わり、日本建築学会賞、日本芸術院賞など、多くの受賞歴を持ちます。2022年より北川典義を代表とする事業承継を行い、新たな体制では「祈りと遊び」をテーマに、「文化財保存・活用」や「公民連携」を中心とした事業領域に取り組んでいます。 2023年にリニューアル・オープンした「Ark館ヶ森」のプロジェクトでは、様々な専門家との協働のもと、牧場のグランドマスタープラン策定から施設設計、Webデザイン、パッケージデザインまで一貫して携わりました。