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【プレスリリース】Ark館ヶ森 施設内設置の来場者案内サインが「第58回日本サインデザイン賞」銅賞を受賞

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 株式会社アーク(岩手県一関市藤沢町黄海 代表取締役 橋本晋栄)は、運営するArk館ヶ森に設置した来場者案内サインが、公益社団法人日本サインデザイン協会が主催する「第58回日本サインデザイン賞」で銅賞を受賞しましたのでお知らせします。

 受賞したのは、H鋼サイン(総合案内板・車両サインとして製作)及びコンクリートすのこサイン(トポス=場所を示すサイン)で、2023年4月のArk館ヶ森施設リニューアルの際に設計を担当した「栗生明+北川・上田総合計画株式会社」および「株式会社ソーリツ」が「第58回日本サインデザイン賞」に応募していたものです。「日本サインデザイン賞」は日本で唯一のサインに関する賞で、今回は337点の応募の内、銅賞33点のひとつに選ばれました。 H鋼サインは、株式会社アークの主業である養豚事業の豚舎で建材として使用していたH鋼を、豚舎建て替えで廃材として出てきたものを再利用して活用したものです。コンクリートすのこサインも同様に、豚舎の床材として使用していたコンクリートすのこを再利用して活用しました。株式会社アークでは、家畜の排せつ物や食品の残さを再利用する「循環」の理念に基づき、創業当初から使われてきた豚舎の解体にともなう廃材を、来場者の案内サインにアップサイクルすることで、牧場の記憶の継承を図り、「循環」の企業思想を表現しています。今回の受賞ではこうした点などが評価されました。

<公益社団法人日本サインデザイン協会(以下SDA)及び日本サインデザイン賞(SDA賞)について>

SDAが主催する日本サインデザイン賞は、優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発を図ることを目的として、1966年以来続けられてきた日本で唯一のサインデザインを対象とした顕彰事業です。サインデザイン(Sign Design)とは、複雑化する身の回りの環境を、より分かりやすく魅力的にするために、「人に伝える情報」を整え、かたちづくる創造行為です。コミュニケーションを成立させるためになくてはならない情報として位置づけられ、そのデザインは多様な広がりを見せています。 SDAは日本サインデザイン賞の審査を通じて質の高いサインデザインを評価し、サインデザインの価値や役割を多くの人と共有し、社会活動に寄与することを使命としています。

<第58回日本サインデザイン賞のスケジュール>

作品応募:                          2024年4月1日(月)〜5月31日(金) 24:00

一次審査:                          2024年6月6日(木)〜13日(木) WEB審査

二次審査:                          2024年6月24日(月) 審査会

最終審査・特別賞審査:   2024年7月6日(土) 東京都内にて開催

地区賞審査:                       2024年7月10日(水)〜18日(木)

審査結果正式発表:             2024年9月4日(水)

贈賞式:                             2024年12月4日(水) 東京都内にて開催予定

SDAウェブサイトでの公開:2024年12月初旬

年鑑掲載・パネル巡回展:   2024年12月〜

<栗生明+北川・上田総合計画株式会社について>

栗生明+北川・上田総合計画株式会社は1979年に建築家・栗生明が創設した建築設計事務所です。全国で美術館・博物館をはじめとする公共施設や、大学施設、ホテル、公園計画など、多様なプロジェクトの設計業務に携わり、日本建築学会賞、日本芸術院賞など、多くの受賞歴を持ちます。2022年より北川典義を代表とする事業承継を行い、新たな体制では「祈りと遊び」をテーマに、「文化財保存・活用」や「公民連携」を中心とした事業領域に取り組んでいます。 2023年にリニューアル・オープンした「Ark館ヶ森」のプロジェクトでは、様々な専門家との協働のもと、牧場のグランドマスタープラン策定から施設設計、Webデザイン、パッケージデザインまで一貫して携わりました。

 ・栗生明+北川・上田総合計画株式会社公式ホームページはこちら

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