徐々に冬に向けて寒い日が多くなってきました。
今回は冬期メインでお届け予定の里芋についてのお話です。
里芋は4月~5月中に定植が始まり、収穫は10月~11月の霜が降りる前に行います。
Ark館ヶ森では、葉っぱや茎を刈り払った後に掘り上げています。スコップで掘ると芋に刃先が当たり傷ついてしまう事がある為“バックフォー”という重機で周りの土ごと掘り上げを実施します。作業風景はさながら”工事現場”です。掘り上げた里芋は軽トラに乗せ丁寧にビニールハウスに移動します。
里芋は霜や日光が苦手です。美味しさを長持ちさせる為、ビニールハウス内に30~40cmほどの深さに穴を掘り、根っこが上の状態で土に埋めてしまいます。土の中にいる事で、凍害防止や適度な湿り気による長期保存も可能となります。
出荷前には土の下から株ごと掘り上げ、親芋と子芋にバラします。根っこを切り、土を丁寧に拭き取り、乾燥してからお客様のもとへ出荷致します。
今年は1月から里芋の出荷が始まります。ホクホクでねっとりとした食感が魅力ですので、ぜひ楽しみにお待ちください。
Agricultural Department
Keitaro Nakamura