皆さんこんにちは。
だいぶ朝夕の冷え込みが強くなってきましたね。
Ark館ヶ森のあたりでも明け方の気温が5℃を下回る日が多くなり、先日は霜が降りたところもあったようです。
そのため、寒さが厳しくなる前に動物小屋や農業施設では牧場スタッフが連日防寒作業を進め、冬支度に入っているところです。
鶏舎の方も第一段階の防寒は完了し、鶏たちに快適な環境を提供するよう日々取り組んでいる最中です。
ところで、鶏とっては涼しい季節は決して悪いことではありません。暑さには非常に弱い生き物ですので、むしろ過ごしやすく活動的になります。
そして、涼しい季節はいつも以上にたまごが美味しくなります!
何故でしょう?
答えはシンプルで、餌をたくさん食い込めるようになるからです。
鶏は暑さが苦手です。そのため餌を食べる量を減らしたり、たくさん水を飲んだりして、体温が上がり過ぎないように自分で調整します。結果として、産まれるたまごは水分が多くなり薄味に感じやすくなります。
しかし、涼しい季節になると活発に運動し、餌も水もたっぷり取り入れ、ぐっすり眠ります。
そのような鶏からは、卵黄も卵白もしっかりと弾力のあるたまごが産まれます。
たまごが更に美味しくなる季節となりました。
是非「昔たまご」をご賞味ください。
農牧部 牧野巧