連日の猛暑日についつい日陰を選んで歩きたくなるような日々です。
ここ館ヶ森高原では、遠望できる、残雪が少し残る栗駒山からの風に幾分涼しさを感じますが、それでもやはり、木陰で憩いながら涼しい風を感じながら休みたい、と誰しも思います。
約30年前からその思いを大事に、裸で何にもない土地から、育ててきた木々が今、大きく成長し、木陰をはぐくんでくれています。
(数年前の写真)
沢山の木を植えました。30年以上たった現在、大きくなりすぎて美観を阻害するようになってきた木は整理して整える時期に入りました。
今年のリニューアルのためにも、沢山の大小さまざまな木々の移植を行いました。ツツジの木は多くの方々にひきとられ、お庭や垣根などに植えられていることと思っています。
残念なことに、工事の時に倒れてしまい枯れてしまった木がありました。2本の対で木陰作りのために植えたゴールデンアカシアの大木のうちの1本。
やむを得ず、元生えていたところにまた同じ苗を植えました。この苗が大きな木陰を作り、その下で人々が憩うようになるには少なくても15年かかるでしょう。その年月を見守りながら気長に待つしかありません。
これからも、少しづつリニューアル工事が計画されています。
なるべく多くの歳月を共にしてきた木々を残して、活かしたいと思っています。