暑い日が続いています。
今年の岩手は、今のところ空梅雨といっていいくらいの雨量の少なさです。
おかげで、小麦の実がとてもよく実り、近年にないような良い状態で収穫できました。
実は、昨年の種まきが遅れたため、春先の育成状態が不良だったのでので、とても心配していましたが、本当にホッとしました。
雑草対策で、約15%も青刈り(雑草の種が落ちないうちに、小麦もあきらめ、まだ青いうちに雑草と一緒に刈り取っていしまう)したので、減収量は覚悟していたのですが。
雨が少ない天候に助けられました。
逆が、玉ねぎ。
実が一番充実する時期に雨が降らず、畑土の水分が不足したため、小粒の物が多い収穫となってしまいました。
5万本の苗を植えたのに、全体重量は昨年より大幅減。 う~ん!
製造現場では、同じ重量使うのに、小さいと数を多くしなければならないのでと皮むきの手間がかかり、大変です。
昨年の大きくて見事な玉ねぎを思い起こし、残念無念。
自然の営みの前に、頭を垂れるしかありません。
しかし!、いいこともうひとつ。
雨が少ないため、ラベンダー畑が1年目にして、見事!だったことです。
乾燥気候が大好きなラベンダー。
ピークは過ぎましたが、まだ少しくすんだラベンダー色と香りを楽しむことができます。
そして、そこは、ミツバチたちの天国!
何種類かの沢~山のミツバチたちが、一生懸命仕事をしています。
耳をすますと、……ブンブン ぶんぶん ブンブン ぶんぶん ~~
ラベンダー畑ばかりではありませんよ。
薫る風のガーデンにも、植えたばかりのお花畑にも、たくさんのミツバチやいろいろな虫や蝶々。
自然がいっぱいの、アーク牧場です。
橋本 志津