今年度から取り組み始めています液肥の製造。
通常私たちは家畜から排泄される糞尿を固液分離して固体は堆肥化、液体は浄化槽での処理
を実施しています。
浄化槽処理で浄化された最終処理水は自治体で定められている基準値以内に数字を満たした形で
無害なモノとして適正処理していますが、これには通常多大な設備、労力、経費がかかってきます。
私たちは今年からこれらの液体も極力薬品などの化学的なモノを使用せず
自然由来のものを活用した液肥肥料の製造に挑戦しています。
これが出来れば本来の尿に含まれた豊富な栄養成分を価値のある肥料という形で有効活用出来ます。
これまで有害とされていたモノが付加価値を生み出すのです。(汚いイメージがあるかもしれませんが、アンモニアなどの嫌な臭いなどもなく、透明度も高い状態のものです)
簡単な取り組みではありませんが、失敗を繰り返しながらもあきらめずにチャレンジしています。
取り組み経過は最終段階に差し掛かっており、もうひと踏ん張り。
出来上がった際にはまた皆さまにご報告致します♪
橋本友厚
(取り組み風景)