先日、アメリカはミネソタ・アイオワ州に飼料原料の視察へ行ってきました。
何キロ、何十キロ車で走っても変わらない、とうもろこし畑の広大さに改めて圧巻され、現地の方々と
お話をしてアメリカ農業の強さを改めて感じさせられた今回。
TPPの合意も決まった中、今後諸外国からの輸入圧力も大きくなる一方のこの時代です。
日本の畜産は飼料原料のほぼ9割を北米、南米からの輸入に頼っています。
日本の畜産はまだ歴史が浅いですが、この現状は戦後から現在までほぼ普遍的な事実です。
私たちはその中で、地元のお米の生産者さんと連携し、地元の飼料米を飼料原料として使用しております。数量的にはまだ全体の数%ですが、これらの利活用量を上げて行くべく計画を練っている段階であります。
いつかは国内産原料100%の豚肉をお客様に提供したい!
そんな思いをふつふつとさせた今回の研修でありました。
近い将来、更なるお客様に喜ばれる、求められる豚肉を作り上げて行きたいと構想中ですので
ご期待ください!!
橋本友厚
(穀物がバージで積載されミシシッピ川を運ばれます) (エタノール工場の副産物)
(エタノール工場の外観の様子)