気がついたら、『食はいのち』の理念をかかげたアーク牧場に入社し早いもので13年がたっていました。
当初の頃は食はいのちの意味もわからずに、しばらく離れていた社会についていくのにただただ必死だったのを覚えています。
理念を理解できるようになっていくのと比例して子供たちも成長し、食の大切さを母から子へ教えていたのがいつのまにか逆に子供から教えられるようになっていました。
『おっかあ、俺もっともっと強くなりたいから食事の管理お願いします。』
食の大切さを理解しているからこその言葉。
母親としての責任を果たせたとちょっと安心しました。
『食はいのち』の言葉に出会っていなければ私は子供へ食の大切さを繋ぐことができなかったかも知れません。
そんな息子はカヌー競技のジュニア日本代表強化選手に選ばれ来週には韓国での強化合宿に参加します。
息子へ。ずっと、土曜日曜と仕事でやりたい事何一つさせてあげれなくてごめん。やっと出会った夢中に打ち込めるものカヌー。自分が後悔しないように自分のために頑張れ!!
そして、『食はいのち』にありがとう。そして感謝。
橋沼 美由紀