以前も一度ここに載せていたのですが、ソーセージの色の違いについて、
「白色のソーセージ」と「茶色のソーセージ」の違いについてお話します。
ウインナーが白色になるのは腸に詰める生地を作る際、カッターと言う
細かく切り混ぜる専用の機械で赤肉、脂肪、氷などを混ぜて起きる乳化現象です。
決して着色しているわけではありません。
着色していると思われるくらい、きれいな白色をしたホワイトソーセージは
以前TV番組にも取り上げられました。
白色物と茶色物は製造工程でかわります。
先ず、白色物は生地を腸詰めした後、燻煙をかけずに加熱処理を行い、完成です。
燻煙をかけないので、ソーセージそのものの素材のフレッシュな味や香りが楽しめます。
バジルソーセージ、ガーリックソーセージ、ベジタブルソーセージなどです。
次に茶色物ですが、生地を腸詰めした後、スモークハウスで燻煙し、加熱処理を行います。
そのため、茶色の色は燻煙による色になります。
スモーク中は館ヶ森ハム工房の煙突から煙がもくもく出ているので、
タイミングが合えば牧場にご来場の際に見ることができると思います。
燻煙をかけることで、独特の香りやパリッとした皮の歯ごたえなどが楽しめます。
あらびきソーセージ、ペッパーソーセージ、チョリソーなどがそうです。
ぜひ、それぞれの違いを味わってみて、お好みのソーセージを見つけてください!!
また、「作りたてのソーセージと焼きたてのパンをビールやワインで楽しむ会」という
イベントも催しております。
作りたてのソーセージの味は別格です。
ご興味がありましたらぜひご参加くださいね!
ハム工房 小野寺 良