今回は、私たちが昔たまごを育てるうえで気を付けていることを紹介します。
鶏を育てるうえで、餌や水、換気量などが重要ですが、ほかにも大事なことがあります。
それは、鶏が一日に浴びる日照時間です。
鶏を飼っている鶏舎では、一日一六時間は日の光を鶏が浴びるように飼育を行っています。
悪天が続き、日照時間が足りないと体調を崩し、たまごを産まなくなることもあります。
そのため、鶏舎には下のようなタイマー式の照明を設置し、
日光が不足した分を補うために光を浴びるように工夫されています。
こうすることで、鶏の生活リズムを整えているのです。
こうして日の光をしっかり浴びて健康に育った鶏たちが、
美味しい昔たまごを産むのです。
養鶏部 伊藤 宏樹