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卵の色や模様の違い

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毎度「昔たまご」をお買い上げいただきありがとうございます。

今日は卵の殻の色や模様について、少しお話させていただきます。

よく言う「赤玉」「白玉」というのは、親鳥の羽の色によって変わります。例外もありますが、親鳥が白い羽だと、白い卵を産み、茶色など濃い色の羽をしていると、茶色の卵「赤玉」を産むそうです。

館ヶ森アーク牧場で飼育している「ネラ」の羽は黒いので、昔たまごは「赤玉」です。

「赤玉」と言っても、全部同じではなく濃い色のものや、薄い色のもの、模様が付いているものまで様々な卵があります。

↑こんなに殻の色や模様が違います。

卵の殻の色や模様の違いは、一言で言えば

卵の「個性」

です。

同じ種、同じ日齢、同じ飼育環境のニワトリでも、同じ卵を産むことはありません!

濃い色の卵の方が栄養があったり美味しそうに見えたりしますが、殻の色は、ニワトリの体内で卵が生成される過程の最後に付くので、色で栄養や味が変わることはありません。
(黄身→白身→殻→色)

またよく、殻に斑点模様がある卵もありますが、こちらも色づけの際に色素が多く付着しただけなので、中身に問題はありません。

濃い色の卵、薄い色の卵、模様のある卵、大きい卵、小さい卵、ツルツル、ザラザラ、見た目があまり良くなく「規格外」として店頭に並ばない卵もありますが、放し飼いで元気に育ったニワトリが産んだ「昔たまご」はどれも同じく美味しいです!

パックを開けた時、色の違いや模様など卵の「個性」も楽しんでいただけたら嬉しいです。

養鶏部  菅原 亜由美

 

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