アーク牧場では、様々な動物たちがおりますが、やはりメインは豚肉生産のための豚さんの飼育です。年間70,000頭以上の豚さんを市場に出荷する体制が構築されています。
​そんな中、その豚さんたちのために給与する飼料。これまでは全て外部の飼料メーカーから購入していた飼料を給与してきましたが、この度念願の飼料製造事業を始めることになりました。
施設は写真の通りです。
原料を自社で購入し、粉砕から配合まで全ての工程を行える工場となります。実は飼料も「鮮度」が命。日々生産された飼料がなるべく新鮮な状態で豚さんたちに食べてもらうことで、豚さんたちの幸福度も当然上がります。（炊き立てのごはんが美味しいのと一緒です笑）そんな作りたての飼料が給与できる体制が出来るのです。
​さすがに、原料からは生産しないと思いきや、当社では小麦などの穀物生産も行っており、ごく一部ですが自社の原料、また、地域生産された飼料米なども活用し、地元地域の圃場を活かした飼料生産にも少しづつですが注力していきたいという構想です。
​国内の特に地方の圃場が休耕田や耕作放棄地などの問題が拡大する中、少しでも当社の事業が将来の日本農業の復活のための礎になるよう微力ながら今回の事業を通して社会に貢献できればと強く思っています。
写真：​完了検査の様子です↓↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　橋本友厚