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たまごは呼吸しています。

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館ヶ森アーク牧場の「昔たまご」は有精卵です。
有精卵とは、温めるとヒヨコになる卵です。
 
お母さんニワトリの体温に近い、約38℃ほどで、3週間温めるとヒヨコが孵ります。
 
土・日・祝日営業中の「たまごひろい」でこのお話をすると、
『お湯につけて温める』と言われる方がいらっしゃいます。
実は、それをすると、ヒヨコが孵るどころか、白身が水っぽくなってしまったり、傷みやすくなります。
 
なぜなら、卵の殻の表面にはすごく小さい穴がたくさんあいているからです。
その数、7,000~17,000個とも言われています。
 
その小さな穴は「気孔」と呼ばれ、ヒヨコが成長するのに必要な酸素を取り込み、また、内部で発生した炭酸ガス(二酸化炭素)を排出する役目をしています。
 
「酸素を吸って、二酸化炭素を出す」なんて、正に「呼吸」をしているわけです。
 
1つのたまご、小さなたまご、この中に生命の源が詰まっていると思うと不思議ですね。
 
ちなみにヒヨコを孵すには、適切な温度の他、適切な湿度と転卵も必要です。
 
「たまごひろい」では、ヒヨコの話、ニワトリの話、たまごの話、スタッフのどうでもいい話(笑)など、取ってきたたまごをパックに詰める際、お話させていただいております。
ご興味がある方は、是非!「たまごひろい」へ!!

たまごひろい営業時間
土・日・祝  11:00~14:00

 
牧畜部  菅原 亜由美
 

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