皆さんこんにちは、ハム工房の千葉です。
皆さんは燻製(スモーク)というものについてご存知でしょうか?
燻製とはスモークチップ、スモークウッドを使い熱して出た煙をまとわせる事で、
保存性を高めるだけでなく風味や食感を楽しむ事が出来ます。
長時間の燻煙により食品の水分量が減少する事で起こる水分活性の低下により保存性が高まります。
また下処理として塩漬けをする事が多くこれにより、脱水、加塩も保存の向上の役割をしています。
燻煙の前には一般的に乾燥処理を行う場合も多いです。
燻製は食肉加工、水産加工、乳製品(チーズ)などあらゆる食品に使われています。
様々な国で燻製が作られていますが、日本の伝統食品としてはかつお節、いぶり漬けなどがあります。
具体的に燻煙というのは、スモークチップやスモークウッドを高温に熱した時に出る煙を食材に当てて
風味付けをすると同時に、殺菌、防腐成分を食材に浸透させる食品加工技法のことです。
直接チップに点火して燃やす方法と他の熱源で加熱して煙を出す方法があります。
燻煙法には、加工温度の高いものにより熱燻、温燻、冷燻と呼んでいます。
館ヶ森ハム工房では、スモークハウスと呼ばれる機械にサクラの木のチップを使用しております。
ミニウインナー、あらびきソーセージ、チョリソーなどの上品な香りのソーセージを製造しております。
館ヶ森ハムソーセージ商品一覧から「茶色」のソーセージを選んでいただければ、
それは燻煙されたソーセージになります。ご購入の際に参考にしてください。
また、ソーセージ以外にもじっくり燻製されたベーコンやシェンケルシンケンなどもあるので
是非召し上がってみて下さい。
ハム工房 千葉 裕弥