こんにちは。
麗春の候、みなさん如何お過ごしでしょうか。
ここ、岩手県「館ヶ森アーク牧場」では、茶色い大地が、小麦が芽吹いて緑の大地となってきました。
私たちは、この国産小麦を、農薬を使わず、化学肥料も一切使わず、有機栽培で育てています。
この自家農場産の小麦で、パンを焼いたり、豚まんの生地を作ったり、焼売の生地にも塩と小麦だけ
で作っています。
それには、手間をかけて育ててあげなければ、いい小麦が出来ません。
小麦にとってよい土は、雑草たちにとっても天国です。
ここからは、雑草との競争です。
雑草たちの成長速度は、小麦より早く、取っても取っても伸びてきます。
いつもは、私たちの農牧部のみんなが育てていますが、この時ばかりは、この雑草対策にとても追いつきません。
そこで、牧場では他の部署のみんなも総出で、始業前の一時間、早朝より一気呵成に草取り応援にかけつけます。
「食はいのち」
私たちは、土づくりから大切にしています。いろんな部署で、いろんな仕事に携わっている人も、
1年に1度は、土に触れてこの大地に育まれていることを忘れないようにみんなで一緒に取り組んでいます。
今年は、新型コロナウィルスの世界的蔓延状況を考慮して、密集して除草しないようみんな離れて取り組んでいます。
今年の小麦たち、雑草にも負けず立派に育って欲しいと思います。
最後になりましたが、日本国内でも新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が4/7(火)発表されました。
感染されているみなさま、どうぞ早くよくなりますように。
世界的に大変な状況ではありますが、この小麦のように天に向かって、上を向いて強く在りたいと思います。
みなさまの健康を心より祈念致しております。
牧場事業部
営業部 松浦 和人