東日本大震災の発生から10年。
震災で犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
館ヶ森アーク牧場がある岩手県一関市近隣の宮城県気仙沼市では3/6(土)に『復興道路』と称される三陸沿岸道路の開通区間が7.3㎞延長され復興道路として整備が進められていた今回の開通により宮城県内の三陸沿岸道は全線開通し宮城県仙台市と岩手県宮古市が高速道路で直接結ばれました。
開通日に両親を乗せて走って参りました。
新設された気仙沼湾の上を渡る”かなえ大橋”や被災地の街並みを見て思う事は震災直後のあの惨状から10年でここまで甦るという事に理屈抜きに心が反応します。
現在も被災地では幾多の困難を乗り越えながら復旧復興に力を注ぎ進行中です。
全ての関係者の皆様に心から敬意を表し感謝申し上げます。
(画像はネットより)
因みに公募により名付けられた気仙沼湾横断橋『かなえ大橋』の全長は1.344m。同じ形式の吊橋としては東北最長です。
さて…
ある日の事(先々月だったと記憶しますが)弊社社長が精肉作業室にひょいと現れ…
社長:『この前食べたお肉なんだけど…』
私:『はい…!(ドキッ!!何か不手際があったかな?!)』
社長:『美味しかった(笑)』
私:『(ホッ…)ありがとうございます(笑)』
この様な会話を致しました。
ご購入者様から”美味しかった”という言葉を聞く時は至福に感じます。
詳しくお話を伺うと召し上がり頂いた商品は
『館ヶ森高原豚 ランプステーキ用』
だった様です。
今日はその『ランプ』についてお話させて頂きます。
『ランプ』はもも肉の一部です。
もも肉は大きく三つに分かれます。
”内もも” ”外もも” ”芯玉”です。
ん…??
ランプがありませんねぇ。
ランプは外もも部位の更に一部になります。
腰からお尻にかけての部分です。
肉のきめが大変細かくもも肉の中では最も柔らかい部位です。
ランプ肉のきめ細かさが伝わりますでしょうか
(撮影が下手ですみません)
指で押してみるだけでも柔らかさを体感出来るんですよ。
この部位はステーキ、焼肉、炒め物、すき焼き、しゃぶしゃぶと、ほぼ全てのメニューにご利用頂けます。
因みにランプという名前の由来は英語の『rump』からで動物のお尻、四つ足動物のお尻の事を言います。
豚1頭分のお肉からステーキ状にカットすると8~10枚位しか取れない柔らかい赤身部位『ランプ』。
(2021年3月現在は館ヶ森アーク牧場ファームマーケットのみの販売となっております)
館ヶ森高原豚もも肉本当に素晴らしいと思っております。
ご来店の際には是非。
自信を持ってお勧め致します。
日差しがすっかり春を感じさせます。
館ヶ森アーク牧場の春全開の風景が目に浮かび本当に待ち遠しいです。
お客様のご来場スタッフ一同心よりお待ちしております。
道中はどうぞお気を付けてお越しくださいませ。
本日の館ヶ森ブログ担当は
館ヶ森アーク牧場 精肉担当 鴨田敏博
でした。
最後までお読み下さいましてありがとうございました。