こんにちは。

ここ数日の冷え込みで岩手県館ヶ森アーク牧場でも本格的な秋到来を実感しております。
我が家では今シーズンファンヒーター初登場です！

秋と言ったら…

食欲の秋
読書の秋
食欲の秋
スポーツの秋
食欲の秋
芸術の秋
食欲の秋

食欲だらけでなんかすみません(笑)

という事で今日は美味しい豚肉のお話しをさせて頂きます。

突然ですが問題です！

お肉の中で最も柔らか～い部位はどこでしょう？

①：ひれ肉
②：ヘレ肉
③：フィレ肉

チックタク…⏰
チックタク…⌛
チックタク…⌚

…

ピンポン！ピンポ～ン！ピンポ～ン！！

皆様見事正解です！

そうです！
『ひれ』が数あるお肉の部位の中で最も柔らかいのです。

ん…？あれ…？？

②と③は？
…と思われた方もいらっしゃるでしょうが大丈夫です！
もちろん正解です！

②の”ヘレ”は近畿、関西方面ではこう呼ばれています。

③の”フィレ”はフランス語の『filet（発音もフィレです）』の事なんですね。
そもそも①の”ひれ”も②の”ヘレ”も『filet』が語源と言われております。

因みに英語では『tender loin』と言います。
従いまして選択肢には無い”テンダーロイン”と答えた方も正解です。

館ヶ森アーク牧場ファームマーケットや館ヶ森アーク牧場ネットショップではひれ肉を『フィレ』という呼称で切身やブロックを販売しております。

これが館ヶ森高原豚のフィレ肉です。

細長いですね。

豚1頭から2本。
ここから脂と筋、残骨をそぎ落としますので商品となる重量は2本合わせて800ｇ～900ｇ位しか無いんですよ。

では何故最も柔らかいのでしょうか？

それは殆ど動かない筋肉だからです。
他の部位と比べて圧っ…倒的に運動量が少ないんです。

故に肉質のきめ細かさは№1です。

おすすめの食べ方はやはりとんかつですね。

ガブッッッ！！！…とかじって頂きたいです。

その柔らかさには感動すら覚えます。

因みにですが…

とんかつの”かつ”って？？
のお話しも少々。

勝利の”勝つ！”と同じ発音ですのでよくゲン担ぎに使われますね。

由来はフランス語の『cotelette（コートレット）』からです。
『cotelette』とはお肉にパン粉を付けて炒め焼きするフランス料理の事です。
英語では『cutlet(カットレット）』と言います。
これが訛って”カツレツ”となり更に略されて”かつ”となったと言われております。

これからどんどん寒い時期に入って参ります。

秋の味覚に舌鼓を打ちながら心も身体も免疫力を高め様々な感染症に勝って行きたいですね。

本日の館ヶ森ブログ担当は

館ヶ森アーク牧場ファームマーケット　鴨田敏博

でした。

最後までお読み下さいましてありがとうございました。