急に気温が上がり、梅雨はどこに?という日が続いていますね。食欲も落ち、温かい食べ物は避けたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ロースハムなどサラダ、オードブル等冷たいまま使っていただけるものがいくつかありますが、
今回はビアシンケンヴルスト・ヤークトヴルスト・パプリカヴルストの3種をご紹介したいと思います。
まずビアシンケンヴルストですが、中にハムのキューブが入っていて、ハムとソーセージが同時に味わえます。ヤークトヴルストはグリーンペッパーが入っていて、それほど辛くは無く爽やかな風味が感じられます。パプリカヴルストは赤と緑のパプリカが入っていて、色合いがきれいでそれだけでお皿が華やかになります。3種とも太物ソーセージですがスライスした状態でお出ししていますので、お使いやすくなっていると思います。
さて、蛇足ながらドイツのカルテスエッセン(冷たい食事)について少し触れたいと思います。
これは夕食に火を使わない軽いものを食べるというもので、具体的には、パン、ハム、チーズ、サラダ、ドリンクといったメニューです。
献立に悩まなくて良い
火を使わないので暑くない、調理が短時間ですむ
軽いものになるので胃腸の負担が軽い
後片付けも少なくその分時間ができる
といった利点があり省エネにもつながりそうです。暑いうえに電力不足が懸念される今年の夏、ちょっと参考にしてみても良いかもしれません。
ハム工房 岩渕千穂