12月も中旬に差し掛かった頃、
雪も降り寒い冬がやって来ましたね♪
皆様どうお過ごしですか♪
さて今日は、簡単にモモの部位を
ご説明致します。
豚もも肉は、大きく「内もも・外もも・しんたま」
という部位に分けることができます。
内ももは、バラやロースなどに近い足の付け根部分で
決めが細かく柔らかめ。
ボンレスハムや焼き豚などに使われたり、
一口カツやカレー用の角切りなど、
少し厚めにカットされます。
ヒレ肉のようにトンカツにしても美味しい部位です。
外ももは、腰からお尻あたりの運動量が多い部分です。
決めが荒めで硬めのお肉で脂身も少なめ。
しゃぶしゃぶや生姜焼き用に薄切り肉に
する事が多い部分です。
しんたまは、さっぱりとした味。
内ももの下部の大腿骨【ゲンコツ】付近に位置する希少な部位。
丸い形をしている事から「芯玉」と呼ばれています。
切り落としや挽肉などに使われたおり、
ブロック肉としても販売されております。
内ももや外ももに比べ、脂が多めについております。
欧米ではハムといえばもも肉。
日本ではロースハムの方が人気ですが、
海外ではもも肉で作るボンレスハムが主流です。
クリスマスのメインディッシュには
「クリスマスハム」を作ります。
特に北欧では、大きなハムに蜂蜜やマスタード
などで作ったソースを塗って、オーブンで
焼いて食べる「ユールシンカ」がクリスマスの定番料理。
ちなみに、ロースハムは欧米ではあまり
一般的ではありません。
大正10年、ドイツ人捕虜として日本で食肉加工業を
していたローマイヤー氏が、ハムやソーセージ
としては使い道のなかったロース肉で、
日本人の好みに合うハムを作ろうと
研究を重ね完成したものがロースハムです。
それまで高級品だったももハムやソーセージ
より安価であり、さっぱりとした味が
日本の一般家庭で広まっていったようです。
ちなみに「ロースハム」は和製英語です。
私は、もも肉を食べる時生姜焼きに
して食べる事が多いです!
製造販売部 小野寺 淳典