自作の布芝居を積んだリヤカーを連結させた自転車で日本一周旅行を続けている埼玉県の旅人・沼沢裕太さんが2024年11月24日(日)Ark館ヶ森に来場します。
沼沢さんは、10年前に自転車で日本一周、5年前にバックパッカーとしてアジア、中東など10ヶ月で世界20カ国余りを回った経験を持ち、再び世界旅を目標にしており、その前の力試しとして海外で日本文化を伝える手段と思い、ロール状の布を回転さながら物語が進む布芝居「きみにあいに」を作り、行く先々で披露しています。
【布芝居「きみにあいに」上演スケジュール】
日時: 11月24日(日)11:00, 11:30, 12:00, 12:30, 13:00 の 計5回上演 20分/回
場所: Ark館ヶ森 ファームエントランス前
雨天決行、荒天の場合は上演を見送る場合があります。
【布芝居について】
通常の紙芝居と異なり、全長12メートルの布を使った芝居形式で、布を巻き取る動作によって場面転換を行い、流れるように物語が進行します。イラストは沼沢さん自身が描いたものです。
【作品「きみにあいに」について】
タンポポとミミズという個性豊かなキャラクターが主人公の心温まる旅物語です。タンポポとミミズは、それぞれ異なる背景を持ちながらも「雲に会いたい」という共通の夢を抱いています。そこで、雲を追いかける旅に出発します。2人は、旅の途中でさまざまな試練や出会いを経験します。その中でお互いを支え合い、成長していく姿が描かれています。
作品のテーマは「夢を追い求める勇気」と「友情」。観る人に温かい気持ちを届けるだけでなく、夢を持つことの大切さや、人と人との絆の力を感じさせます。「物語がとても心に響いた」「手作りの温かさが感じられる」といった感想が寄せられており、子どもだけでなく大人にも好評を得ている作品です。
【日本一周について】
2024年4月28日に自宅のある春日部市を出発し、1日約40キロのペースで北上、6月25日にフェリーで北海道に渡り、8月2日に稚内に到着。稚内では、物産まつり会場や幼稚園で布芝居を披露し、子どもたちを楽しませました。ゴール地点とした沖縄を目指して南下している途中で、Ark館ヶ森に来場、布芝居「きみにあいに」を披露いただける事になりました。「旅先で会う方が皆さん応援してくれます。布芝居で元気を届けたい」と沼沢さんは語り、各地での出会いを楽しみにしながら旅を続けています。