日本全国、今年も早くから暑い日が続いています。
暦の上でも小暑に入り、今からますます夏本番となってきますね。
ここArk館ヶ森のあたりでも30℃を超える日が続いており、人もそうですが動物たちの暑さ対策も重要となっています。
私たち人間は暑いと汗をかき、汗が気化することで体内に熱がこもらぬよう体温調節をしますが、「昔たまご」を産んでくれる鶏たちは汗腺が無いため汗をかくことができません。
鶏たちは冷たい水を飲み排泄することで体熱を下げようとしますが、それも内臓機能の限界があります。
もう一度私たち人間を振り返った場合、体感温度を下げるためには風にあたること、そして日陰が効果的ですよね。
そこで、Ark館ヶ森の養鶏場では鶏舎周辺に遮光幕を設置しています。
鶏舎内では扇風機の風を浴びたり、外では日陰で涼んだりしながら鶏たちは自分で環境を選んで生活しています。
ゆったりと過ごしている姿をみると嬉しくなりますね。
Ark館ヶ森の鶏たちはこのような毎日の中、美味しい昔たまごを産んでくれています。
農牧部 牧野巧