先日、アメリカに出張する機会がありました。
目的の一つは私たちの基幹事業である養豚業という生業をどのようにお客様にお伝えするかを学ぶことでした。
皆様もお分かりの通りいのちを育てるということは決して単純な事ではありません。
身近な話でも咲く花もあれば散る花もある。育つ木もあれば枯れる木もある。
私たちの生業とする農業という仕事は自然と向き合い、生き物と向き合い、動植物と向き合う仕事です。
いわゆる生命と向き合う仕事です。つまり生死と向きあう仕事ともいえるのです。
しかしながら、その伝え方というのは簡単ではありません。様々な過程を踏んだ上で最終生産品をお客様に喜んで頂くことが私たちの使命でもあります。
本来はその過程こそが最終生産品の価値であり、それをお客様にお伝えしていきたい。
ただし伝え方が大切なのですね。食育的な考えでもありますね。
私たちが日々真摯に仕事に向き合う姿勢を、もっともっとお客様に知って頂き、その上でその価値を生産品としてご評価いただけるようこれからも精進して参ります。
橋本友厚