こんにちは、農牧部野菜担当の中村圭太郎です。今回は夏野菜についてお話させていただきます。
今年準備を進めている夏野菜は「トマト」「ズッキーニ」「キュウリ」「ナス」「ピーマン」「オクラ」「空芯菜」「モロヘイヤ」の8種類です。
2月~5月にかけて種まきし、早いもので4月、遅いものでも6月までに定植が完了します。収穫期は6~9月で7月にピークを迎え、お盆過ぎから収穫量が下がってくるのが一般的な流れとなります。
夏野菜栽培での最初の難関は定植後の管理です。定植のピークである4~5月は温度差がとても大きく、年によっては霜も降ります。果実になる部位は葉茎に比べて繊細で、定植後に温度差や霜でストレスがあると枯死する可能性があります。本体まで枯死するのは稀ですが、最初の果実部位が枯死すると半月~1月は収穫が遅くなるので、定植時期のストレスを最小限にすることはとても重要です。
今では難関を乗り越えて成長している夏野菜ですが、収穫まではもう一歩なので油断せず管理していきます。
農牧部 中村圭太郎