3月も終わりに近づき、春の暖かさが
心地良くなる頃、皆様どうお過ごしですか。
さて今日は、豚ホルモン「テッポウ」について
簡単にご説明致します。
豚テッポウと呼ばれるホルモンは、とろける脂と
歯ごたえ抜群の肉質が魅力のお肉です。
一頭から取れる量が少ない為希少価値が高いですが、
その美味しさの虜になる方も少なく有りません。
今回は、そんな豚テッポウとは一体何処の部位なのか
解説致します。
「豚テッポウ」とは豚の直腸部分を指すホルモンの
名前です。
文字通り、捌いた時の形が鉄砲に似ている事から
この名前がつけられました。
牛の直腸も同じくテッポウと呼ばれており、どちらも
一頭から取れる量が少ない事から希少価値が高い
部位として知られています。
外側に付いている脂の色が白いものの方が新鮮なので、
テッポウをお買い求めの際は是非チェックしてみて下さい。
豚テッポウは肉厚で脂の乗ったトロトロの口当たりが特徴です。
ホルモンならではの臭みもありますが、下処理を
工夫する事で食欲をそそる香りに変化します。
非常に弾力のある歯ごたえで、噛めば噛むほどお肉の
内側に詰まった脂が溢れ出す味わいが特徴です。
おすすめの食べ方と致しましては、醤油ダレですね。
焼肉の定番とも言える醤油ベースのタレは豚テッポウと
相性抜群です。
脂のコクに負けない濃いめの味わいのタレを絡める事で、
噛めば噛むほど旨味溢れる豚テッポウの魅力を
しっかり味わうことができます。
他にも、サッパリ食べたい人におすすめなのは塩ダレ。
あっさりとした塩ベースの味に仕上げる事で、
くどくない味わいが楽しめます。
煮込みにする時は味噌ベースがおすすめです。
味噌のもつコクがとろけるほど脂とマッチして、
まろやかで深みのある贅沢な一品に仕上がります。
豚テッポウを焼き上げる際には、強めの火加減で
しっかり焼き上げるのがオススメです。
焦げる寸前のウェルダンに仕上げると、外はカリカリ
中はトロトロの二つの食感が見事ですよ。
しっかり火を通す事で歯切れが良くなり、余分な
脂が落ち、より食べやすくなる点もポイントです。
尚、脂が載っている分、大きく火が上がりやすいので
調理中は、大火傷に気を付けて下さいね!
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製造販売部 小野寺 淳典