「ホゲット」ってあまりなじみのない言葉ですよね。
これは羊肉を分類するときに出てくるカテゴリーの呼び名です。
「ラム」は聞いたことがある方は多いと思います。これは生後一年未満の子羊のお肉です。
「マトン」もジンギスカン好きの方なら聞いたことがあるでしょう。こちらは生後二年以上の羊肉を指します。
では「ホゲット」は? 感の鋭い方は気づきましたね!これはラムとマトンの間で生後一年以上二年未満の羊肉の呼び方です。
ただし国や地域によってはこのとおりではないようです。
実際には区分けが三つあることで流通に混乱を招きやすいこともあり、例えばアメリカではホゲットもマトンと同じ扱いをしています。ホゲットが一般流通しているニュージーランドやオーストラリアでも、輸出用にはホゲットという呼び方を使いません。
日本に流通している羊肉の98%がニュージーランドとオーストラリアからの輸入物であるという事から、「ホゲット」という呼び名が日本では浸透していないのでしょう。
このような事情から、日本でホゲットに出会うことは希少ですね。
ところでホゲット肉の味はどうなの?と思いますよね。
こちらはラムとマトンの中間であることから、ラムの長所である柔らかさとマトンの長所である羊肉の香り・深みをバランスよく兼ね備えているというのが私の個人的感想です。
さて、私たちArk館ヶ森ではその希少なホゲットを生産しています!
詳細は弊社ネットショップへお入りください。
※数量限定ですので取り扱いがない場合はこちらからお問い合わせください。
日本では国産羊肉は0.6%ほどしか流通しておりません。ホゲット肉となるとさらに希少度が上がります!
美味しく、貴重な羊肉を是非ご賞味くださいませ。
農牧部 牧野巧