今回は豚の品種について少し説明していきたいと思います。
豚の品種については農業に関連した勉強をしていなければあまりなじみがないことだと思います。
現在一般の豚肉はLWDという3元交配をされたものが主流となって皆さまのお口に届いております。
これはランドレース、大ヨークシャーという品種の両親から生まれた子豚にデュロックという品種の豚を掛け合わせて生まれた豚になります。
しかし我々が販売している館ヶ森高原豚はバブコック・スワインという品種の豚を使っております。
こちらの品種は日本では非常に珍しく、畜産系の勉強をしてきた私自身聞いたことがない品種でした。
というのもバブコック・スワインという品種はここ数十年で出てきた新しいものなのです。
バブコック・スワインはアメリカで品種改良によって生まれた種であり、その数12品種もの豚から良いとこどりをして出来上がった品種です。
特にお肉の美味しさは世界でもトップクラスの評価を得ており、赤身から脂身まで美味しくいただくことができます。
豚としての性格も人懐こく温厚であり、またいろいろな品種を掛け合わせて出来た種なので、無地やブチのある子、茶色や黒など様々な見た目の子豚が生まれてきます。
もし豚の品種について興味が沸いてきたら近くの図書館などで豚の品種についての本を読んでみると普段自分の食べている豚肉についてもっと詳しく知ることが出来るのではないかと思います。
養豚事業部 藤沢農場 根元