館ヶ森アーク牧場の鶏は、雄雌混合飼育されているため、産まれてくる卵は有精卵です。
有精卵とはその名の通り受精したたまごであり、雛が生まれる命あるたまごのことです。
雛を孵化させるには約38度の温度で温める続け、転卵を繰り返すとおよそ3週間で孵化します。
ヒヨコが産まれる瞬間は、カチカチという殻が割れる音が鳴り始め、自力で殻を破り、その後ピヨピヨとすぐに歩き出します。
中には殻から抜け出すまで数時間かかる場合があります。
↑産まれたヒヨコです。
ヒヨコは全部で5羽産まれました。現在、養鶏部の事務所で飼っております。
産まれたばかりヒヨコたちはとてもかわいいですね。
私事ですが、昨年、養鶏部に異動になり無我夢中で仕事を覚えました。
ひよこの私に、先輩そして同僚は親切丁寧に仕事を教えてくれました。失敗をして怒られることも多くありましたが、間もなく1年が経ちます。
今では、養鶏部の一員として仕事をこなせるようになりました。
そして今年は酉年ですから、自分自身ひよこから成鳥に飛躍する年にしたいと思います。
養鶏部 伊藤 宏樹