段々と暖かい日が多くなり春の訪れを感じています。
今日はあいにくの雨でしたが…
館ヶ森アーク牧場動物担当スタッフ目線で、「これを見たら春が来たなと思うもの」を紹介します!
①クジャクが羽根を広げる。
実はクジャクは年がら年中いつでも羽根を広げるわけではありません。
繁殖シーズンである春に、オスがメスへのアピールのために広げます。
大きく広げた羽根はとても綺麗で、誇らしげなオスクジャクをみると春を感じますね。
今年は暖かかったので、2月の末ぐらいから広げ始めました。
現在、鳥小屋は「防寒用のビニール」と野鳥からの鳥インフルエンザ感染を防ぐため「防鳥ネット」が貼ってあります。
とても観難くなっていますがもう少し暖かくなるまでお待ちください。
②シカの角が落ちる。
牧場にいるアカシカとファロージカは、年に1回春になると角が抜け落ち生え変わります。
新しい角は更に大きくなり、秋の繁殖シーズンにはその角を武器にオス同士争います。
毎年、角の大きいボスから最初に抜け落ちるので、若いオスはここぞとばかりに攻撃を仕掛けて下剋上が起きたりと色々ドラマがあるのも春この時期です。
今年は何故か№2の角が最初に抜けてしまいました。
奥の鹿牧場には、№5までいるのでこれからどうなることやら…
左側)角が落ちた№2 すっかり静かになってメスたちに紛れています。
右側奥でボスが様子をうかがっています。ボスもそろそろかな。
以上のように、お花でも動物たちの行動でも春を感じることができますので、
ぜひ遊びにきてくださいね(^^♪
農牧部 動物管理 菅原 亜由美