冬の眠りから覚めて、準備を整えた自然食レストランティルズが、今日から毎日のビュッフェを開始します。
まだ、専用ポタジェは準備中ですが、農園部の露地栽培とハウス栽培の野菜を惜しみなく使ったメニューを中心に、館ヶ森高原豚肉、自家栽培の有機小麦のパンとパンケーキ、おなじみのむかし卵料理、などが並びます。
農牧部の野菜担当者2名は、この冬、猛勉強して野菜ソムリエの資格も取得しました!
益々、美味しくて安全な野菜の生産に弾みが付きます。
土日だけでなく平日もビュッフェを! というお客様の熱いご要望の声を受けて、昨年から始めて半年たちました。
でも、今までのポークステーキや骨付きロースステーキ等の単品メニューも、無くなったわけではなく、ご注文に応じて調理いたします。
ご遠慮なくお申し付けください。
明日はお彼岸。
この朝、アーク牧場内の「いのちの塔」の前で、牧場員全員参加で恒例の「精霊祭」を行います。
その時に全員で唱和する言葉があります。
題して「天地(あめつち)の八百万(やおよろづ)の神々に捧げる感謝とねがいの言葉」
・我々の日々の業い(なりわい)の糧(かて)となりし、又、成り得ずして消えた幾多の精霊に、
本日はここに謹んで感謝と畏敬の心を捧げます。
我々に託されたこの館ヶ森の大地の一体一体の木々、鳥、動物、植物、水、土、大気、およそ生きとし生
けるものすべての生き物。
彼らと遥かなる宇宙の交わりの力を我々にも分け与えてください。
限りない宇宙、その中の微細な一点である星、美しい地球。
大いなる力によってそこに行かされている私達。
私たちは自らの小ささに気づき、生きとし生けるものの力を借りて生かされていることに、深く感謝します。
私達のために、姿形を失った命あるものたちよ。 感謝。 合掌
いよいよ、館ヶ森アーク牧場も春の幕開けです。
橋本志津