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こんにちは。
今年度入社した、養豚事業部の染矢 さとみと申します。

初めましてですので、私がアークに入社するまでのことをお話しして、自己紹介とさせていただきたいと思います。

私は、幼い頃から日本中の様々な地域に移り住んで育ちました。

両親は、数年しか滞在できないその土地を思いっきり満喫しようと、
歴史ある街並みを訪ねたり、温泉を巡ったり、農家さんに畑をお借りして野菜を育てたり…
と、共にたくさん遊びながら私を育ててくれました。

中学校から大学までは東京で育ちましたが、それまでの地方での生活から農や食に興味を抱いていた私は、大学のサークル活動でもそうした分野に携わりたいと考えました。

大学の四年間では、文学部の勉強はそっちのけで岩手県田野畑村に通いつめ、林業や農業、漁業、地域おこしなどに携わりました。

そして、それらの分野で奮闘する魅力的な方々との出会いをいくつも経験することができました。

そうした人々に刺激を受け、幼い頃から漠然と興味を抱いていた食や農の世界に、今後も携わりたいと考えるようになりました。


〈お世話になった田野畑村の風景〉

そうして思い出したのが、幼い頃に暮らしていた一関市でよく遊びに訪れていた、館ヶ森アーク牧場でした。

アークでなら、大好きな一関市に住みながら、自然の中で人間らしい働き方ができるのではないかと思い、就職を決めました。

しかし、第一次産業への就職は、私の周囲の人々の間では想像すらできないことのようでした。

同級生たちと将来の話をしていても、「農業なんてのも良いよね」と切り出すのはかなり勇気のいる空気でした。

大学のサークルは農や地域に関心のある人々の集まりでしたが、そこでもそれを職業にするという選択肢は仲間たちにはありませんでした。
アークへの就職は、家族を含め本当に様々な人に驚かれました。

いざ入社すると、20代の若手社員の多さとその担う役割の大きさに、
「農業を、多くの若者が夢をもって働ける産業にする」
というミッションが実現しつつあることを感じました。
その一員になった自覚をしっかりと持っていかなければならないと思っています。

さて。
自己紹介がかなり長くなってしまいましたが…
こんないきさつから働き始めたアークでの新社会人生活も、早いもので半年を過ぎました。

入社してからは、花泉農場の分娩舎で、大きな母豚と小さな仔豚たちを相手に日々働いています。

常に数百頭をお世話していても、個性が豊かで、表情や動きの一つひとつが本当に可愛らしく、ついつい作業の手を止めて抱き上げたくなってしまうほど自慢の子たちです♪

分娩舎という一部分のみを見る仕事ですが、商品を食べてくださったお客様や知人に品質をお褒めいただくと、自分の仕事が美味しい豚肉の生産に繋がっているのだと感じ、改めて身の引き締まる思いがします。

今後とも初心を忘れず、先輩方や同期に負けぬよう頑張って参りますので、宜しくお願い致します!

養豚事業部 
 花泉農場  染矢 さとみ

 

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