こんにちは。
秋も深まり、朝や夜段々と冷え込むようになってきました。
体調を崩したりしていませんか?
秋と言えば、実りの秋!
イモやクリやカボチャなど私の大好物ホクホク系笑や、ブドウやリンゴなどの果実も美味しい季節です。
人だけではなく動物たちも秋を楽しみにしていたようです。
動物飼育ハウス横の鹿牧場では、道路側放牧地の隅の方にアカシカたちが寄っていることがあります。
「何をしているのかな?何を探しているのかな?」
と、思ったら探し物は『ヤマナシ』でした。
駐車場の入口近くの道路沿いに大きなヤマナシの木が1本生えています。
今年も大豊作です!
アカシカたちはその果実が自然に落ちて放牧地に転がってくるのを待っていたようです。
放牧地の外に落ちている実を手にのせて呼んでみると、何頭か寄ってきました。
私の手の上から上手に口に運び頬張る様子。
口いっぱいにして美味しいそうに食べていました。
「おいしそう…わたしも食べたい」
と、順番待ちです笑。
ヤマナシの果実は、大きさが3cmから8cmほどで、一般的な梨と比べるととても小さく、表面には梨特有の点々があり、見た目は普通の梨のミニチュア版といった感じです。
食感はシャリシャリしていて梨の風味がありますが、甘みは少なめで、ちょっと渋みが感じられます。
人が食べてあんまり美味しいと思わなくても(私は好きですが)シカたちにとっては、いいおやつになったようです(^-^)
これから寒くなるので、シカたちにはエサをいっぱい食べて、しっかり脂肪の上着を着てもらいたいと思います。
農牧部 動物管理
菅原 亜由美