昨日11日が東日本大震災10年目の日でした。
マスコミも色々なニュース報道で津波映像を出したり、ドラマも流れていますので、様々なことを思い出します。
私達の住むところは沿岸部ではなく、車で1時間ほどの中山間部ですので、
津波の直接の影響はなかったのですが、直接被害を受けた社員もおりましたし、
小さくはない間接被害もありました。
二度と繰り返したくないことばかりですが、忘れてはならない備え、というものを再確認する時でもあります。
復興が進んでいることも踏まえて、被災地の皆さんが前向きに進んでいくことを祈るばかりです。
4~5年前、津波で自宅すべてを流されたお客様がお越しになり、
「すべて流失してもう駄目だと思っていたのに、庭だったところから一本だけ花の木が再生してきた。
生き返るような思いがして、励まされた。もう一度、花を植えて庭を造ろうと思う気が起きました。」
という事を話されたのを聞き、大きく心動かされました。
命の再生
赤ちゃんが生まれる事
花々の芽生え
木々の目覚め
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私たち人間は、これらのことに生きる力のエネルギーをもらいながら暮らしていけると思えます。
今年も被災地で亡くなった方々のご冥福を祈り、そこで生きる皆様に、心からのエールを送りたいと思います。
牧場長 橋本志津