初冬に植え付けした野菜達は少しずつ成長し、収穫出来るものも徐々に増えてきました。暖かい季節より生育が緩やかな冬期は害虫対策が必須となります。
冬期の害虫の代表”ヤサイゾウムシ”は、暖を取るため野菜の中に入り、中で野菜を食べながら成長、子育てをしてしまいます。水菜や小松菜等は内側からボロボロになってしまいます。
農薬を使えば簡単には対処出来る”ヤサイゾウムシ”ですが、農薬不使用を進める私達には冬期の天敵です。夏場から成虫がハウス内に入らないように”防虫ネット”をかけて対策をしておりますが土の中から出てきたものには未だに対応出来ず、毎年の課題となっています。
また、”アブラムシ”に対しては昨年同様、株元に”自家製くん炭”を撒いたり、”アブラムシテープ”を設置しています。こちらは効果テキメンで、レタスや春菊等今年も綺麗に出荷出来そうです。
キレイで美味しい安全なお野菜を提供出来るようにこれからも精進して参ります。
農牧部 中村圭太郎
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