皆さんこんにちは。
今日はヴルストを紹介します。
薄切りにスライスされて販売されているので、「ハムなんですか?」と聞かれたりもしますが、
ハムとソーセージの違いを簡単に述べますとハムは塩漬した豚肉を塊のまま燻煙やボイルしたもの、
ソーセージはひき肉を香辛料や調味料と練り合わせてケーシングや動物の腸などに詰めスモークやボイルなどをしたものです。
ヴルストは後者なので、太物「ソーセージ」です。
小さな塊状の原料(種物)を含むソーセージの一種をリオナソーセージといい、ヴルストはこれにあたります。
切る前のケーシングに詰められた状態を見たら「なるほどこれは巨大なソーセージ」と納得していただけるのでは?
現在、館ヶ森ハム工房で作っているヴルストは
・角切りの肉を種にしたソーセージの王様と言われるビアシンケンヴルスト
・粗挽きの赤肉とグリーンペッパーを混ぜた食べ応えありのヤークトヴルスト
・赤と緑のパプリカが見た目にも楽しいふんわりパプリカヴルスト
の3種類です。
私はこの中では、お肉とソーセージの味と食感の違いが楽しめるビアシンケンヴルストが好きです。
スライスしてあるので、サンドイッチに挟んだり、刻んでサラダにまぶしたり、
また、少し暖めるととろっとしてジューシー感が出るので、
ポトフなどを食べるときに後乗せしても美味しいです。
食べ方もいろいろ。
是非3種類の食べ比べをしてみてください。
ハム工房 高橋陽子