暦の上で「小寒」(今年は1月5日)から「立春」の前日(2月2日)までを「寒の内(かんのうち)」といい、この期間に生まれた卵を「寒卵(かんたまご)」といいます。
現代の鶏は品種改良によって一年中卵を産みますが、昔の鶏は寒い期間はあまり産めませんでした。
そのため、最も寒い期間といわれる「寒の内」に産まれた卵は数少ない貴重なものであり、寒さに負けず産まれた滋養溢れるものとされていました。
そしてその期間中に暦の上で「大寒」(1月20日)があり、その「大寒」に産まれた卵を「大寒卵(だいかんたまご)」といいます。
風水では大寒に産まれた卵を食べると無病息災や金運上昇に効果があるといわれ、とても縁起が良いと珍重されています。
今冬は全国的に人のインフルエンザもそうですが、鳥インフルエンザの方も大発生しており、大変な状況となっていますが、「大寒卵」を食べて病気に負けない体を作りましょう。
↑サムサニマケズ、鶏舎内を運動しているニワトリ達です。
農牧部 千葉誠