12月も残りあとわずか、間もなく新しい年を迎えようとしています。
牧場のある一関市藤沢町も12月を迎えたあたりから雪も降り始め、寒さの方も一段と厳しさを増してきているところです。
牧場でこの時期に栽培している野菜たちは主に葉物が中心です。
レタス類や水菜、春菊、小松菜、ほうれん草などなど…..
牧場のビニールハウスには燃料を使ったボイラーなどの施設は有りませんので、トンネルにビニールや寒冷紗をかけて保温したりして成長を促しています。
とはいっても、日差しが降り注ぐ日などはハウスの中でも20度後半になる場合がありますので、朝にはビニールを剥がして午後の早めにビニールを掛ける事を行ったり、またはビニールハウスのサイドにあるカーテンを開けたりして温度調節を行ったりします。
反対に雪が続いたりしてハウスの中が凍えるようなときはトンネルにかけるビニール・寒冷紗を増やして温度の確保を行っています。
寒さに耐えながら成長していく野菜たちは、自らが暖かい日差し浴びよう、土の中の養分を蓄えようと己の中に取り込もうとしているので、いつも以上に甘味が増してきます。
生で食べても本当に美味しいです。
牧場にお越しの際は、ぜひ牧場の新鮮野菜にも要注目して見て下さいね!!
農牧部
千葉誠