空想の広場が作られた経緯についてお話します。
創業社長が、当時から閉鎖されがちだった養豚場を、
“魅せられる、開かれた養豚場にしたい” と願い、
来場したお客様に楽しんでいただけるように養豚場に庭園を築きました。
その庭園を樹木や草花で彩り、大きな庭石も置いていました。
35年以上前のことです。
時代が流れ、養豚場を取り巻く環境が変わり、
防疫の観点から気軽にお客様が来場できる状況ではなくなりました。
人目に触れずに置かれている養豚場の庭石を再びお客様に楽しんでいただけるようにしたい、
きっと古代から存在してきた石たちも、その方が喜んでくれるだろうと考えて、
大きな庭石たちを館ヶ森アーク牧場に運び入れ、巨石の庭「空想の広場」を作りました。
お客様に「石」の持っている魅力をより感じて頂けるように約直径50メートルの円形に配し、
古代中国の「方位の四神(しじん)」に習い、四方には特にパワーが感じられる「石」を配置しました。
「空想の広場」と名付けたのは、
数百年・数千年と存在してきたであろう巨石たちに囲まれて、
館ヶ森高原の大きな空の下で、吹き抜ける風や変わり行く四季を感じながら、
果てしない宇宙の神秘や、人類の過去/現在/未来などに想いを巡らせたり、
はたまた何も考えずにボーっと佇んでいただいたり、
そんなひと時を過ごしていただけたらと考えたからです。
※東は青龍(せいりゅう)、西は白虎(びゃっこ)、南は朱雀(すざく・すじゃく)、北は玄武(げんぶ)の四神(霊獣)をいいます。
これから来場されるお客様には、是非この新しい癒しのスポットで
「石」の持つ魅力を感じてリフレッシュして頂きたいと願っています。
※春のオープンまで、今しばらくお待ちください。