料理研究家の小野寺恵先生のご指導の下、館ヶ森高原豚ラードを原材料で使用した「ちんすこう」を開発中です。
大きさと形を決める最終段階まできていますが、クッキーと違って形が崩れやすいのが難関です。
そもそも、「ちんすこう」とは、一口サイズのサクサクした食感と、上品な甘さが人気の沖縄の豊かな食文化が凝縮された小さな菓子で、漢字では「 金楚糕 」と書くそうです。
ちんすこうと言う名前の由来には2つあるようです。
①「ちん」は「珍」で「すこう」は「お菓子」という意味の「大変珍しい貴重なお菓子」。
②「ちん」が「金」で「高価なお菓子」との事です。
クッキーと間違えられますが、原材料や製法が異なります。
クッキーは「小麦粉・卵・バター」を使い生地を焼いて作るのに対し、
ちんすこうは「小麦粉・砂糖・ラード」を使って焼き上げます。
ちんすこうのサクサク食感は、ラードを使うことで得られる特徴的なお菓子なのです。
11月上旬の販売を目指し、若手スタッフ中心で日々頑張っております。
私は陰ながら見守る事しかできませんが、何か声を掛けてやれるとすれば、
「4月から9月までの半年間で、考える力や行動力が数倍成長したということですかね」
下半期に入りましたが、まずは「ちんすこう」の販売に向けて力を合わせて進みましょう。
製造販売部 橋沼 健一